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プーチンの演説(2022年9月30日) [巷のいのち]

プーチンの演説(2022930日)

 謹賀新年!(我がアパートは写真の如く、まだ正月気分)

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 進行中のウクライナ戦争。そこではロシアが国境を乗り越えウクライナに攻め入り、占領地で住民投票を実施したら大多数がロシアへの帰属を望んだというので、プーチンがウクライナ東部、南部の4地域を併合すると宣言。ずいぶん乱暴なことをするもんだと思っていたら、いわゆる陰謀論者の馬渕睦夫、この時プーチンが37分にわたり行ったスピーチが歴史に残る名演説だと誉めそやすので驚いた。で、13か月遅れで初めてスピーチに触れることとなった。その中で特に印象に残った点は、以下の通り(我が筆力不足に伴うある種の誇張、調整等は、許されたい):

・国境不可侵の原則を真の意味で犯したのは西側エリート(支配層)(弊注:馬渕言うところの、アメリカを中心とするディープ・ステートやネオコンを連想させる)の方である。彼らは打算的な動機からドルと技術力を活用しつつ世界を似非(えせ)民主主義のグローバリズムで支配することによって、血にまみれた利益を得ようとしている。独自の生き方を追求するロシアは彼らにとっては目障りで、1991年のソ連崩壊後もロシアの自壊を望み、世界にルソフォビア(ロシア嫌い)を広めた。1990年代はロシアにとって確かに恐ろしい時代だった。空腹で寒く、絶望的だった。そこをしかしロシアは乗り越えた。

・ウクライナのドンバス等の人々は、これまで8年の長きに亘り虐殺、砲撃、封鎖に晒されて来たが、ロシアは今回の投票結果を尊重し、彼らのために全力を尽くしたい。そのことにキエフの政権と、西側にいる本当の主人にはよく分かってもらいたい。

・アングロサクソンはロシアに対する制裁だけでは飽き足らず、バルト海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破により、欧州全体のエネルギーインフラの破壊に着手した。信じられないことだが、その結果恩恵を受けるのが誰なのかを考えれば、誰の眼にも犯人は明らかだ。

・西側エリートは今やグローバリズムなる新植民地主義の下、人それぞれの倫理規範、宗教、家族観をすら否定する方向へ向かっている。今こそ私はすべてのロシア国民に問いたい。我々はまさかここロシアに、父母に代わる「親1号」、「親2号」、「3号」がいてほしいと思うだろうか?或いは低学年の生徒に対し男女の他にも別のジェンダーがあることを教え、性転換手術を勧める?いや、とんでもない。我々には別の未来がある。

 

 演説は、アメリカ(と言うか、闇の国家のDS)に対する恨み節が多いが、その他にもいろいろとユニークな歴史観に満ちており、その中の日本に対する評価には唖然とさせられた(ので、次稿で紹介したい)。

202417日)


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