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後楽園のちいさな秋 [巷のいのち]

後楽園のちいさな秋

 

 一昨日後楽園へちいさな秋を探しに行った。地下鉄の後楽園駅を上がるとすぐ左の礫川公園(れきせんこうえん)に、今からは68年前サトウハチローに童謡『ちいさい秋みつけた』を作詞させたハゼノキが移植されている。往時は小さかったハゼノキも、70年も経ってはさすがにでかい。紅葉の具合如何かと覗き見ると、「童謡『ちいさい秋みつけた』とはぜの木」の看板の奥に垂れ下がる枝葉の2割ほどが赤みを帯びていた。

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 礫川公園から後楽園ドームをぐるりと廻って、反対側の小石川後楽園の門を潜り、ここにもあるはずの(はぜ)を探す。池辺のその木は大きいが、葉っぱは緑るいままである。櫨の葉は、他に先駆け染まりかけても、その後の歩みは実にのろく、やがて追いつく錦秋に紛れ込んでゆく。小川の畔にひともとの若いハゼノキ。こっちはもう紅に燃えていた。見つけたのだ、ちいさい秋を。

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 昨日投稿した『日本を危機に陥れる黒幕の正体』の感想文に付け加えたいことがある。対談者の馬渕睦夫(もとウクライナ大使)と松田 学(参政党、もと大蔵官僚)が異口同音、国を憂えて言うには:

 「ネオコンは米国の政治を牛耳るばかりか、ずっと前からマスコミを通じて日本の世論に働き掛け、日本が再起せぬよう手練手管を尽くしている。例えば、韓国に反日教育を植え込んだのも米国であれば、日本政府の中枢たる大蔵省の弱体化を図り、日本のマスコミを誘導して「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」で大蔵省を叩き、ついには2001年に財務省と金融庁に分割させた背景にもネオコンの意図が働いていた模様。また、食料の自給こそ1国の独立にとって最も肝要で、他の主要国に100%の自給率が多い中、日本は僅か28%。これは、日本を自立させないという終戦以来の米国の対日政策が背景にある」。

 

 いやあ、いくら何でもという話しばかりで、ただ恐れ入るばかり。ただ、もし本当だったら大変だ、とも思う。人生既にたそがれ果ててはいるけれど、今からでも老眼擦り、耳の穴かっぽじって見聞きしようか、無理かなあ?

20231111日)


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