六義園のモミジ(2022年秋)


 


 六義園はさして広くもない庭園だが、門を潜った端から都心の喧騒が消える不思議な世界である。小石川後楽園と共に江戸二大庭園と謳われたここは、元禄の世に徳川5代将軍綱吉から下賜された土地を下屋敷とするために側用人・柳沢吉保自らが設計・造営に当たったという。春爛漫の季節もいいが、圧巻は何といっても秋の紅葉。黄葉の銀杏こそ少ないけれど、そこかしこモミジやハゼノキが朱く燃え盛る。


 下に、この秋のモミジ(含・カエデ)のいくつかを紹介したい。


 


2022126日)